宮司式MEMSカートリッジ

宮司式MEMSカートリッジ
宮司式MEMSカートリッジ

レコード盤に針が降ろされた瞬間、あなたはかつてない音の風景を見ることでしょう。
大ホールの響き、客席をつつみ込む熱気、ステージから広がる音楽と人との一体感。
今までに聴いたことのない新しい音の息吹を体験します。

アナログレコードの音は、なぜ人の心をとらえ安らぎを与えるのでしょうか。
それは、あたかもレコード盤という楽器を演奏している感触が伝わるからです。
レコード盤が楽器であれば、レコードプレーヤーはホールであり、カートリッジは演奏者になります。

レコード盤は楽器であり、演奏者はこのMEMSカートリッジです。

蓄音機
アナログとデジタルの違いは何でしょう。

19世紀にエジソンが蓄音機を発明して、音を蝋管に刻みました。
20世紀はフイルムカメラやレコードなど、アナログの時代でした。
21世紀になりデジタルの時代になると、アナログは存在自体が危ぶまれました。
デジタルは実体のない信号であり、コピーや消去が簡単に出来ます。
フイルムやレコードは、複製することが出来ません。
140年の歴史があるレコードは世界の文化財であり、そこに刻まれた音は消えることがありません。

レコード盤に記録された音を忠実に再現することを理念として、「ARSound」は誕生しました。

MEMSマイク
針の音をマイクで拾えないか?

レコードに針を降ろすと音が鳴っています。
蓄音機はこの音をホーンで拡声しています。
この音をMEMSマイクで捉えました。
1mm角のコンデンサーマイクMEMSはスマートフォンに使われています。

世界初のマイクを使ったカートリッジの誕生です。

針の振動で発電していた今までのカートリッジに革新をもたらしました。
MEMSカートリッジにはコイルもマグネットもありません。

MEMSマイクが針の音を捉えます。

MEMSマイクでレコードの音を聴く。

レコード盤の溝を針がこすることで、空気を振動させて音が出ます。
この小さな音を、マイクの先にホーンを付けて拾います。
音はホーン(音導管)の中を通って130dBの音圧になりMEMSマイクに伝わります。
MEMSマイクは捉えた音を、出力電圧250mVの音声信号に変えます。
フォノアンプを通さずにダイレクトにライン入力へ送ります。

MEMSカートリッジはレコード盤に刻まれた音をそのまま音として取り出します。

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